用語解説
「疑似連系」って何ですか?
疑似連系(ぎじれんけい)とは、停電時に蓄電池がおうちの分電盤へ「正常な電圧・周波数」を送り続けることで、太陽光発電用パワコンに「停電していない」と認識させる機能です。 主に、タ・単機能型の蓄電池を既設の太陽光発電システムと組み合わせる際に使われる用語です。 なぜこの仕組みが必要なのか 太陽光発電用パワコンには、停電時に自動で発電を止める「単独運転防止機能」が備わっています。 ...
蓄電池の「単機能」と「ハイブリッド」って何?
蓄電池には「単機能型」と「ハイブリッド型」の2種類があり、最大の違いはパワーコンディショナーを太陽光発電と共有するかどうかです。 どちらが向いているかは、太陽光発電の設置状況によって異なります。 それぞれの仕組み 単機能型:蓄電池専用のパワコンを別途設置する方式 太陽光発電用のパワコンはそのまま残せるため、すでに太陽光発電を設置しているご家庭に後から蓄電池を追加する場合に向いています。 ハイブリッド型:太陽光発電と蓄電池を1台のパワコンでまとめて管理する方式 ...
カタログで定格出力は「kW」、自立出力で「kVA」と表記が異なるのはなぜですか?
定格出力(kW)と自立出力(kVA)で単位が違う理由 蓄電池や太陽光発電のカタログを見ると、「定格出力 〇〇kW」と「自立出力 〇〇kVA」のように、似た項目なのに単位が異なっていて戸惑う方も多いかもしれません。 この違いには、電気の「使われ方」に関する技術的な理由があります。 kW(キロワット)とは kW(キロワット)は実際に機器を動かすために使われる電力(有効電力)を表す単位です。 ...
サイクル数とは何ですか?
蓄電池の「サイクル数」とは、満充電・満放電を1セットとして、それを何回繰り返せるかを表す数値です。 蓄電池の寿命を語る場面でよく登場する指標ですが、実際の製品選びではあまり頼りにしないほうが賢明です。 サイクル数の仕組み 「1サイクル」とは、満充電の状態からほぼ空になるまで放電し、また満充電にするまでの一連の流れを指します。 毎日1回フル充放電すると仮定した場合、6,000サイクルであれば約16年分に相当します。 ただし、実際の使用では毎回フルに充放電するわけではなく、 ...
「全負荷型」「特定負荷型」とは何ですか?
家庭用蓄電池における停電時の動作の種別を示す用語です。 「全負荷」…停電時に家全体の電気が使える 「特定負荷」…予め指定しておいた限られた場所でのみ電気を使えます あくまで停電時の動作の違いであって、通常時(停電していないとき)であれば家全体へ電力を供給することができます。 それぞれの注意点 全負荷 停電時に家全体の電力をバックアップできますが、一次側に配置された電源、規定値以上の電流値(主幹ブレーカー60A/75A/100Aまでが多い)はバックアップ対象外になります。 ...
モニターに「出力制御中(出力抑制)」という表示が出た。これは何ですか?
パワーコンディショナーや蓄電池のモニターに「出力制御中」または「出力抑制」と表示された場合、それは故障ではありません。 電力会社の指示に従って、システム側で発電量を一時的に抑えている状態を示しています。 なぜ出力が制御されるのか 電力会社は、送電網(電気を届けるネットワーク)の安定を保つために、流れる電気の量を常に管理しています。 晴れた日の昼間などは太陽光発電が一斉に発電するため、送電網に電気が流れすぎてしまうことがあります。 ...
蓄電池の「定格容量」「実効容量」とは何ですか?
定格容量と初期実効容量の違い 蓄電池には「定格容量」と「実効容量」という2つの容量表記があります。 ・定格容量:蓄電池が理論上蓄えられる電気の最大量 ・実効容量:定格容量-バッテリーの安全性や劣化防止のために一定量保持される容量(実際に使用できる容量) 家庭用蓄電池は、電池を長持ちさせるために「過充電(満充電以降さらに充電すること)」と「過放電(0%まで放電)」されないように自動的に制御する仕組みになっています。 ...