太陽光発電のパネル容量は、一般的な家庭では4〜6kW程度が目安です。
ただし、家族の人数や電気の使い方、屋根の広さによって最適な容量は変わります。
① 月々の電気使用量を確認する
まず、ご家庭の電気使用量を電力会社の明細やアプリで確認してみましょう。
目安として、月300〜400kWhほど使うご家庭なら、4〜5kW前後が適切な容量帯になるケースが多いです。
② 屋根の広さ・形状に合わせる
モノによりますが、太陽光パネル1枚あたりのサイズはおよそ1㎡前後です。
10枚(約4kW)なら10㎡前後、15枚(約6kW)なら15㎡前後のスペースが必要です。
屋根の向きや角度、障害物(煙突・天窓など)によって、実際に載せられる枚数が変わります。
③ 蓄電池との組み合わせを考える
蓄電池を同時に設置する場合や、将来的にEVを導入したい場合は、少し大きめの容量にしておくと自家消費率が高まり、電気代の削減効果が上がります。
屋根の条件によっては、4kW未満しか設置できないケースもあります。
4kW前後であれば費用対効果が出やすいケースは多いですが、3kW未満になると注意が必要です。
太陽光発電の設置には、パワーコンディショナー(変換装置)や工事費・申請費用など、発電容量に関わらずかかる固定費があります。
発電量が少ないと、こうした費用を回収するまでに時間がかかりすぎてしまい、費用対効果が出にくくなります。
3kW未満しか載せられない場合は、設置前に収支シミュレーションをしっかり確認することが特に重要です。
「設置できるかどうか」だけでなく、「設置する意味があるかどうか」も判断材料として持っておきましょう。
たくさん載せれば発電量は増えますが、影の影響を受けやすい環境の場合は発電効率が下がる場合があります。
また、初期費用も上がるため、費用対効果を踏まえた適切なサイズ選びが大切です。